197 意図を持って引き延ばす

引き延ばすことは悪いことのように考えられていますが、必ずしもそういうことではありません。あなたがやることを今すぐやらずに引き延ばすとき、その理由を明らかにしてみましょう。

引き延ばす理由その1
その作業、仕事、任務が好きではないから、できるだけ長く延期する 
もし何かをするのが好きでなければ、それはたぶん自分でやるべきことではないのです。人に任せるか、自動化しましょう。

引き延ばす理由その2
どう扱えばいいかわからないから、引き延ばす
問題を解決するためや決断をするために、考える時間や追加の情報が必要な場合があります。また、きちんと処理するために、調査や訓練が必要なこともあります。どう扱えばいいかわからないときには上司や専門家に相談しましょう。

引き延ばす理由その3
時間がないから、引き延ばしている
その仕事が嫌いなわけでもなく、やり方がわからないわけでもなく、ただ時間が見つからず引き延ばすことがあります。こんなときは着手こと、弾みをつけることが大切です。とにかく始めてみましょう。

引き延ばす理由その4
やりたいとは言ったけれど、本当はやりたくないから引き延ばしている
この場合はそもそも間違った目標を抱いているか、戦略が間違っているのです。まずは目標を見直してみましょう。それは本当にやりたい目標ですか。

引き延ばす理由その5
行き詰まってしまい、何かに後押しをされないと前進できないし、弾みもつかないから、引き延ばしている
一旦スタートしてしまえば、その仕事をやり切れるエネルギーが生まれてきます。何かのほんの一部だけやって、そこでやめていいという許可を自分に出しましょう。自然な勢いが生まれて、やり切ることができるはずです。

引き延ばす理由その6
じっくり物事を考える時間が必要だから、引き延ばす

これは建設的な引き延ばしです。妥当であるばかりでなく、必要な引き延ばしです。ある時点になれば準備が整い、一気にやりとおすことができます。


意図があってやっているならば、引き延ばしは良いことです。
あなたがいま引き延ばしていることがあれば、それらを書き並べて、その理由を考えてみましょう。そうすれば自ずと解決策が見つかります。

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