24 考え方を変える

私たちは習慣で生きています。行動はもちろんですが「モノの考え方」も習慣的に行っています。日々の考えのほとんどは、分析的、集中的、批判的といった型にはまってしまっています。

私たちは言葉で考えを表現します。しゃべるとか、文字を使うとか、メールやレポートを書くとかいう行為はとても自然なことに思えます。だから、それを省みて、もっとよいやり方を探そうとする人はあまりいません。

数学者は方程式で、会計士は数字で、画家は絵で、作曲家は音楽で、建築家は図面で、エンジニアは模型で、映画監督は映像で、自分の考えを表現します。

彼らのように、あなたが考えを表現するときも、いろいろな方法があるのです。

ものにはいろいろな見方があり、それらはどれも不完全であることを、思考に達人は知っています。誰にでもその人なりのものの見方がありますが、それは数多くある見方のうちのひとつにすぎないことを、常に心に留めておきましょう。

充実した人生を送る366のヒント

あなたが豊かで充実した人生を送るためのヒントを一日に一つずつ提案します。

0コメント

  • 1000 / 1000