自分が本当にして欲しいことを相手に頼むことができさえすれば、苦悩も減り、時間やエネルギーを大いに節約することができます。シンプルなことに聞こえますが、どういうわけかそうしようとしない人がほとんどです。
同僚、友人、家族、愛する人は、あなたが何を欲しがっているのか特に要求しなくてもわかってくれると、つい思ってしまうものです。愛する人は自分と同じ欲求や欲望を抱いているに違いない、そう考えることはありませんか。でもそれは違います。
こちらから頼んでしまったら意味がないんだという、考えを持っていませんか。特に大切な人ならあなたの望みや欲しいものを察してくれるだろうと思いがちです。
まず理解してくださいーー
そんなことはわかるはずがありません。単に相手は知らないだけです。
あなたがどう監督されたいと思っているかあなたの上司は知りません。
あなたがどう感謝されたいかあなたの友人は知りません。
私たちはたいてい、自分が受けたいと思うものを与えます。これがうまくいく場合もありますが、いつもそうとは限りません。私たちはみんな違うし、違う欲求を持っているからです。
あなたの欲求を明らかにし、そしてその欲求をかなえて欲しいと頼みましょう。
求めなさい、そうすれば与えられる。
探しなさい、そうすれば見つかる。
戸を叩きなさい、そうすればあなたのために開かれる。
マタイの福音書
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