情報を扱うにあたっては、測定すべき対象に意識を向けるだけでなく、とらわれすぎないよう意識しなければなりません。
なぜなら、データが語る事実は現実の一側面を投影しているだけです。しかも、データ化できるものは、すでに発生した事実、つまり過去についてのもので、そこに未来のデータはないのです。
どんな組織にもデータ化できない重要なものがかならずあります。見えないものを見つけ、情報として扱うよう努力することが不可欠です。
【ドラッカーの言葉】
データ化できるものだけでなく、データ化できないものを考えなければならない。データ化できないものについての配慮を忘れたデータ化は、組織を間違った方向へと導く。結果として間違った情報を伝える。しかもデータ化に成功するほど、それらデータ化したものにとらわれる。
0コメント