341 あなたの問題は何ですか?

あなたは何か問題を抱えていますか?
抱えているとしたら、問題は何でしょうか。
以下の質問に答えてみましょう。

・何に抵抗しているのですか?
成長のきっかけは常に、何か新しいこと、慣れないこと、不快なことへの抵抗の中に眠っているものです。たとえどんなにかすかでも、胃のあたりがキュッとなるのを感じたら要注意。それは、自分が成長する大きなチャンスかもしれません。

・ここで学べることは何でしょう?
前の質問で得られた感覚をはっきりしたものにするために、そこから学べること、本当に学びたいと思っているを明確にします。そこから導きだされるものにすすんで従いましょう。

・これは以前にも体験したことではありませんか?
過去に解決できなかったさまざまな問題は、少しずつ姿を変えては現れ、私たちを悩ませます。この問題ときちんと向きあい、解決するまで逃げてはいけません。もしこの質問への答えが「イエス」ならば、その問題に本格的に取りくみ、解決するときがきたということです!

・エネルギーを奪われていませんか?
ネガティブな考えを持っているとき、私たちはエネルギーが下がり、ひどく気分が落ちこみ、免疫が落ち、ときに本当に重い病気になってしまうこともあります。怒りや欲求不満、心配や批判のない場所に行きつく必要があるのです。

・手放したほうがいいものにしがみついていませんか?
人生において最も困難な行為のひとつは「手放す」ということです。そして驚くことに、私たち成長しはじめるのは、何かにしがみつくのを本当にやめたときなのです。

・自分は「今」にいますか?
過去を後悔したり未来を心配する瞬間というのは、失われている「現在」なのです。もちろん過去は解決し完了させる必要があり、未来の前兆に対して注意を向けている必要はありますが、私たちが行動を起こせるのは「現在」においてだけなのです。

・今、何をすべきでしょうか?
行動すべきか、せざるべきか、それが問題です。行動することは、今、本当に必要なのでしょうか? 行動しないことを選択するのも、また行動です。古層しないことで、はっきりしない状況を明確にすることができる場合も多いのです。

・誰がコントロールしているのですか?
「人生を自分でコントロールすることが重要」。これは真実でしょうか? 自分でコントロールできない人がそうなりたいと思うのは、当然のことです。しかし、「コントロールすること」を超えたステップがあります。それは、自分がコントロールしているのではなく、「自分はさらにもっと大きな権威に支配されている」ということを認識することです。一見逆説的ですが、これを認め受け入れることで、いつでもコントロールしている状態でなければいけない、という思い込みから自由になることができます。

・ここにおける自分の責任は?
自分の問題に他人を巻きこまずにはいられない人がいます。それが自分の上司やパートナー、子どもにあったりしたら、何か対応しなければ、と思うものです。しかし、「何かする」というのいは「問題の一部になる」ことではありません。あなたに求められているのは、「その問題に対して距離を保つ」ことです。それによって状況を正確に把握することができ、結論を導きだすだけでなく、自分がその問題にどの程度まで関わるべきかが明確になるのです。

・心は平穏でしょうか?
「平穏な気持ち」というのは、どんな感じでしょう? それはバランスがとれている状態のことであり、周囲に影響されない内側の確信です。平穏であるかをチェックすることは、状況を把握するための重要な手段のひとつです。

充実した人生を送る366のヒント

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