あなたは、意識していようと、そうでないにしても、ストレスを受けています。ストレスが発するシグナルに早く気づき、ストレスと上手に付きあっていきましょう。
・シグナルに気づく
血圧が上がり、心臓の鼓動が高鳴っていたり、手に汗をかいていることから、自分の体が「ストレスを感じている」というシグナルをだしていることに気づきましょう。立ち止まって自分のストレスの状態を認識しないと、対処すらできません。
・ストレスが自分にもたらす症状を知る
いらいら、疲れ、落ち着かなさ、身体の痛み、手のひらの汗、心臓の高鳴り、過食く、頭痛・・・。こうした状況が、一日に何度くらいありますか? ストレスに適切に対処するためには、ストレスが生み出す自分の症状を知らなくてはなりません。
・周囲の人の言葉に耳を傾ける
手遅れになるまでストレスに気づかないこともあります。周囲の言葉に耳を傾けましょう。疲れているように見えるとか、不安げだとか言われていませんか。周囲のフィードバックを受けると、自分のストレスに気づき、それをコントロールできます。
・健康診断の結果から気づく
自分ではストレスにうまく対応できていると思っても、実際にそうとは限りません。健康診断で血圧はどうでしたか? 甲状腺は大丈夫でしたか? 他の病気は? ストレスによる物理的な症状が、健康診断で明らかになることがあります。
・毎日お腹の底から笑う
笑うと体内にある痛みを和らげる要素が活発になり、ストレスを弱めてくれます。お笑い番組を見たり、落語のテープを聞いて、笑うことで楽しく過ごしましょう。元気を出して!
・身体によい食事をとる
適切な食事でストレス解消に必要なエネルギーをとりましょう。脂肪は少なめにし、新鮮な果物や野菜、ホール・グレイン(精製しない穀物)をたくさんとります。カフェイン、砂糖は少なめに。
・毎日最低30分は運動をする
毎日何らかのスポーツをしましょう。30分以上かけての散歩やサイクリングなどの有酸素運動が
よいでしょう。まとめて30分の時間が取れなければ、2回に分けて15分ずつでもかまいません。ストレスの解消効果はどちらでも同じです。
・毎日何か楽しいことをする
趣味や自分の外の世界への興味を持ち、ストレスから離れて、毎日気持ちを楽しいことに向けましょう。
・リラクゼーションのテクニックを活用する
一日に数回は一休みして深呼吸をしましょう。ヨガや瞑想も効果的です。静かに穏やかな音楽を聴いたり編み物をしたりするだけでも、心身を落ち着かせる大きな効果があります。
・家族や地域でサポートしてくれる関係を築く
信頼する人々と話をすることで、自分ひとりだけに陥らないサポートの関係をつくりあげましょう。
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