481 答えられる質問

あなたがリーダーとして、部下やチームのメンバーから何かを引き出したいときは次のことを思えておくと良いでしょう。

「大きい」質問に答えるためには、自分の意識を深く内側に入りこませる必要があります。それまで基本的には外に向いていた意識を急に深い内側に入れるのは、ちょうど朝起きたばかりでまだ体が眠っているような状態のときに、いきなり牛丼を食べさせられるような不快感があります。相手との間に深い親密感がなければなおさらです。

人は基本的に不快なことはなるべくしたくないわけですから、まずは相手の意識を「小さい」質問で慣らす必要があります。上司であれば部下に「昼飯たべた?」「子どもいくつになったんだったっけ?」「そのスーツいいねえ。どこで買ったの?」相手が抵抗感なく答えられる質問をいくつかします。そして意識を徐々に内側に入れていきます。それからです。「大きい」質問をしていいのは。
相手から多くを引き出すためには、まず「小さくて」必ず答えられる質問からしていく。それが鉄則です。

ポイント:大きい質問をする前に、まず小さくて必ず答えられる質問から始める

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