514 時と場所を選んで感情を表に出す

怒りや驚きで、感情的になることは避けたいものですが、一切感情的になってはいけないかというと、そんなことはありません。正当な理由がある怒り、愛する人を失った悲しみ、心の底からの喜び、そんな感情なら表に出してもいのです。人間なのだから、自然なことです。

何か突然の出来事に、感情的になってしまったとしても、自分を恥じる必要はありません。心に強い衝撃を受けたときも、その感情は表に出すべきです。表に出すことではじめて、感情は整理できます。そうすれば、また前に向かって進むことができるのです。

ポイントは、ここぞというときを選ぶことです。特に怒りの感情は。怒りを適切に表現することはとても大切なことです。もしできないのなら、他の人に迷惑をかけずに発散する方法を見つけなくてはなりません。怒りを発散することは大切です。怒りをため込んでいると、いつか何らかの形で爆発することになります。

一方的に抑制してはいけない感情は怒りだけではありません。恐怖、不安、大きな喜びなど、あらゆる感情をきちんと表に出すことが大切です。

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