607 ほめ続ける

多くの管理職は部下の育成には「ほめる」ことと同時に「叱る」ことが必要だと思っています。ほめてばかりいたら成長などあるはずがない、叱られてはじめて自分の過ちに気づき、成功に向けた新しい一歩を踏みだせるのだと思っています。

叱るという行為を否定するわけではありませんが、「叱らない」育てかたの可能性について、もう少し考えてみることをお勧めします。

あなたが育成される立場にあるとしたらどうでしょう。自分と上司の関わりについてちょっと想像してみてください。あなたの上司が来る日も来る日も本当にほめ続けてくれたら、あなたの仕事に対するモチベーションはどうなりますか? 上がりますか、それとも下がりますか?

「叱るな」とはいいません。でももう少し、ほめることの効用について想いを馳せてみてください。そしてもしその気があれば、自分の部下をひとり選んで、半年くらいほめ続けるというのを試してみてください。

ポイント:相手をとにかく毎日ほめ続けてみる

充実した人生を送る366のヒント

あなたが豊かで充実した人生を送るためのヒントを一日に一つずつ提案します。

0コメント

  • 1000 / 1000