多くの管理職は部下の育成には「ほめる」ことと同時に「叱る」ことが必要だと思っています。ほめてばかりいたら成長などあるはずがない、叱られてはじめて自分の過ちに気づき、成功に向けた新しい一歩を踏みだせるのだと思っています。
叱るという行為を否定するわけではありませんが、「叱らない」育てかたの可能性について、もう少し考えてみることをお勧めします。
あなたが育成される立場にあるとしたらどうでしょう。自分と上司の関わりについてちょっと想像してみてください。あなたの上司が来る日も来る日も本当にほめ続けてくれたら、あなたの仕事に対するモチベーションはどうなりますか? 上がりますか、それとも下がりますか?
「叱るな」とはいいません。でももう少し、ほめることの効用について想いを馳せてみてください。そしてもしその気があれば、自分の部下をひとり選んで、半年くらいほめ続けるというのを試してみてください。
ポイント:相手をとにかく毎日ほめ続けてみる
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