あなたがリーダーであるなら謙虚であることは大切な要素の一つです。
「謙虚であること」とはどういったことでしょうか?
謙虚に対抗する姿勢は高慢です。謙虚な人と高慢な人には次のような考え方の違いがあります。
謙虚な人は「何が正しいのか」を考える
高慢な人は「誰が正しいのか」を考える
高慢な人は評価の軸を「人」においているので人間関係においてネガティブな反応や対応を取ります。
・非難する・・・自分に都合のよくない時は、だれか他の人が悪いと思い込む。
・否定する・・・誰の目にも明らかなことを無視する。もっともらしい理由をつける。
・こころを閉ざす・・・他人の意見を偏見なく受け入れようとしない。
・強情になる・・・自分のやり方に固執する。
・不安になる・・・自分を大きく見せる、成功は自分の手柄にして、責任を押し付ける。
・孤立する・・・人間関係を結ばず、ともすれば人と接触することを拒否する
あなたがリーダーとして謙虚であるために以下の質問に答えてみましょう。
・自分はなんでも知っていると思いがちですか?
・自分に任せてもらうべきだと考えがちですか?
・決められたルールが、自分には適用されないと思うことがありますか?
・自分が失敗するわけはないと思いますか?
・何もかも自分がひとりでやってのけたのだ、と思いがちですか?
・自分は、自分より能力や地位のない人より、立派だと思いますか?
・自分のことを、自分が属している組織よりも重要な存在だと考えますか。
謙虚な人は失敗を恐れません。知性とは失敗をしないことではなく、失敗したあと挽回する方法を考えつくことです。あなたが失敗したときには以下の質問に答えることで、失敗から学び知識も知恵も増やすことができます。
・何が悪かったのか?
・いつうまくいかなくなったか?
・どこでうまくいかなくなったか?
・なぜうまくいかなくなったか?
・自分の中の何のせいで、うまくいかなくなったのか?
・この経験から何を学べるか?
・学んだことを、どう役立てるか?
優秀なあなたを真に優秀にするのは謙虚さです。
0コメント