人生のどんな局面において、どんな問題に取り組むときも、必ずそこには何らかの思い込みがあって、そのせいで、解決策の幅が狭められてしまいます。
ビジネスにおいてもさまざまな思い込みがあります。例えば、次のように誰かが言うのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
□業界の価格水準は競争によって決まる
□絶えず品質を高めなくてはならない
□最大の顧客が、最も重要な顧客だ
□チームとうまくやっていける人間を雇おう
これらの考えはどれも、本当にそうなのかどうか、あらためて検討してみるべきです。
思い込みは覆されるためにあると考えて、それを打ち破ることに喜びを感じるようになりましょう。そのためのコツをいくつか紹介します。
□あなたも含めてすべての人間が、無意識のうちに、あらゆる状況で何らかの思い込みをしているということを認識しましょう。
□それらの思い込みを見つけて、打ち破るためには、根本的な疑問をいくつも投げかけてみましょう。
□あなたが従わされている基本原則や思い込みをリストアップして、その一つひとつについて「この原則をあえて破ったら、どうなるか?」とか「決まりと反対のことをしたら、どうなるか?」と考えてみましょう。
□完全な部外者になったつもりで、「そもそも、なぜそんなやり方をしているのか」と問うてみましょう。
□状況を理解するため、単純化して考えてみましょう。
□ひとつの問題をまったく違う言葉で言い換えてみましょう。
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