いくつかの選択肢から一つを選ばなくてはならないけれど、それぞれに長所と短所があって、なかなか選べないという選択を迫られることがあなたにもあることでしょう。
そんなとき私たちは、一般的に、各選択肢の支持者と反対者の意見を聞いて、話し合ったのち、印象や直感に基づいて判断を下すことが多いものです。
選択肢の検討の段階では、ある程度、分析的に考えるのですが、最終的には「勘」で決めてしまうと、判断が主観的になり、批判の余地を残すことになります。
「勘」に頼らずに重要な判断を下すには次のようなステップを踏むことが効果的です。
①問題を分析する。さまざまなデータを集める。
②創造的な思考のテクニックを使って、できるだけ数多くのアイデアを出す。
③出されたアイデアを評価し、絞り込む。
④各アイデアを実行したときのメリットとデメリットを列挙する。
⑤時間があればアイデアを寝かせる。判断を下すまで、しばらく時間をあける。
⑥判断を下す。
⑦判断を精査する。もし判断が誤りだとわかったら、ためらわずに、考えを改める。
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