人間関係を大切にしたいと心がけているあなたでも、いつか相手を傷つけてしまうことがあるかもしれません。そんなとき、心から許しを得るためにすべきことです。
・責任を持つ
どんな理由であれ、相手に心の痛みや傷を与えたのは自分の行動や言葉である、ということを受けとめましょう。
・心のうちを整理する
自分自身に変化が起き結果が生じたという経験だけではなく、相手を傷つけたという痛みを自分が後悔しているかどうか、確かめるために、心のうちを整理しなさい。
・言い訳は言い訳でしかないことを知る
どんなにあなたがそのことをした理由を説明したいと思っても、どんなに相手がその理由を知りたいと思っても、一度心に痛みや傷を受けたら、それらの痛みや傷は変わりません。その理由を知ることで、相手の気持ちは変わるかもしれないが、それを当てにしてはいけないし、傷は傷のまま残るでしょう。
・自分を改めることを決める
二度と同じようなことを起こさず、相手を傷つけないために、自分は何をすべきか、どのように変わるべきかを決めなさい。
・二度と相手を傷つけないことを誓う
自分が傷つけてしまった相手と、これからどのようにコミュニケーションをとっていくのかの計画を立てなさい。手紙を用意しますか? それとも第三者に介入してもらうように頼みますか? あなたが二度と相手を傷つけない、ということを相手に知ってもらう必要があります。またあなたも、絶対傷つけないと自分自身に言い聞かせる必要があります。
・心から謝る
心を整理しなさい。そして、その人には謝るのが一番だと思ったら、弁解や釈明は一切しないでひたすら謝りなさい。
・自分のすべきことを考える
相手が考えを変えるために、あなたは何をしたらよいか決めなさい。
・第三者に相談する
考えを変えてもらうのが相手にとって本当によいことなのか、よく検討しなさい。考えを変えてもらうことで自分は気分がよくなるかもしれないが、相手にとっては単に古傷を広げることになるかもしれません。どちらがいいか、判断できる第三者に相談するといいでしょう。
・ただひたすら謝り、自分が変わったことを伝える
許すということは、過去の状況に逆戻りすることではなく、あなたが同じ過ちを繰り返す可能性をつくることでもありません。許すことイコール過去の関係に戻ること、ではないのです。
・もし相手があなたの謝罪や変わることを望まないのなら、そのことを受けとめる
相手が嫌がることをしたら、相手の心の痛みが怒りに変わってしまいます。相手は傷を癒す時間が必要なのかもしれません。あなたはできるかぎりのことをしています。今度は、あなたがあなた自身の成長の中で経験してきた過程と他の人との間で痛みを和らげたことをどのように役立てることができるか、考えましょう。
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