あなたが巨大な組織を動かす歯車の一つだとしても、一歩下がって全体を見ることができれば、歯車としての仕事を満足にこなすことができます。いつも歯車やボルトやシャフトやピストンの視点でばかり話していたら、機械の片隅に小さく収まっていることに満足している人物と見られてしまいます。
あなたは、単なる歯車の一つではなく、もっと大きく、重要な部品になりたいはずです。そうなるためには、組織が動く仕組みを知り、組織全体の目標を知ることが必要です。
それを知るために、質問をしましょう。新しいプロジェクトについて上司から説明を受けたら、それが大きな目標の中でどんな役割を果たすのか尋ねてみましょう。
あなたの仕事だけでなく、もっと組織全体に興味を持っていることを上司に分かってもらえるような質問をしてみましょう。
質問をすることで、あなたに与えられた仕事が、全体像の中でどんな役割を果たすかが分かれば、更にやりがいが出てきます。何かを変える理由や、方向性を変える理由、余分に働く理由、特別プロジェクトを立ち上げる理由などが分かれば、仕事へのやる気は更に高まるはずです。
そして適切な質問をすることで、あなたは上司から、会社全体を気にかけ、愛社精神のある高い地位にふさわしい人物だと評価されるのです。
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