605 罪悪感の取り扱いは要注意

あなたがもし罪悪感を抱くとしたら、それはあなたが善人だからです。善人だから、誰かをがっかりさせたり、失敗したりしたときに、悪いことをしてしまったと自覚し、後悔するのです。だから、罪悪感を抱くのは正しい道を歩いていることの証拠です。

でも、罪悪感の取扱いには注意が必要です。なぜなら、罪悪感はとても利己的な感情だからです。

ただ悪かったと心を痛めるだけで、状況を正すための具体的な行動を取らないなら、きれいさっぱり忘れてしまうほうがいいのです。悪かったと後悔するだけで何もしないのなら、そんな感情は人生の無駄遣いなのです。

罪悪感を感じたら、最初に行わなければならないことは、そもそも罪悪感を抱く必要があるのかを確認することです。もしかしたら、あなたが気にしすぎているだけなのかもしれないし、間違った義務感が原因かもしれません。

もし本当に罪悪感を覚えて当然ということをしてしまったのなら、それは責任を持って状況を正しましょう。それがシンプルな解決策です。

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