844 時間の箱を作る

「時間の箱=タイムボックス」というのは、ある仕事にかける時間を限定するという時間管理法です。完成するまで仕事をし続けるのではなく、一定時間ーーたとえば30分間などーーその作業をしたら、ほかの作業に移ります。

制限時間を設ける主なメリットは、集中力と生産性があがることです。制限を設けられると、作業プロセスを合理化し、優先順位をつけるようになるため、時間通りに完成させることができます。集中し、邪魔なものに目が行かなくなるため、生産性の向上につながるのです。さらに、メールチェックやネットサーフィン、ソーシャルメディアでのチャットなど、時間を浪費する行動が激減し、生産性は格段に上がります。

制限時間を設けることには、完璧主義的な傾向を抑える効果もあります。課題をやり遂げるのにいくらでも時間をかけられるのなら、すべてを完璧に仕上げるために、細かいところすべてにじっくりと取り組むことは簡単です。すると知らず知らずのうちに必要な時間の倍の時間がかかってしまいます。制限時間があれば、完璧であろうとなかろうと、終わらせなくてはなりません。

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