自分というものを明確な境界線で守らずに、成功を手にすることはほぼ不可能です。私たちは強固な境界線を持つ人を尊敬します。
境界線とは、他人が自分に対してしてはならないものごとを指し、自分を守り、自分が最高の状態でいられるようにしてくれるラインです。
たとえば「他人に自分を殴らせない」「上司に怒鳴らせない」などです。
誰かがあなたを傷つけたり嫌な目に遭わせたりしたとき、それはあなたがその行為を許可してしまっているのです。
あなたが築いた境界線は次のようにして、相手に気づかせることができます。
① 告げる。
「自分が怒鳴っていることに気づいていますか?」
「あなたには意見は訊いていません」
①でも相手があなたにとって不快な態度をとり続けるなら
② やめて欲しいと頼む
「怒鳴るのをやめてもらえませんか」
「建設的な意見だけ聞かせてください」
それでも分かってもらえなければ
③ 要求する・主張する
「怒鳴るのをいますぐやめてください」
「意見を言うのをやめてください」
それでもまだ続くときは
④ その場を去る
この4つのステップを成功させるポイントはニュートラルな口調で相手に言うことです。声を高くしたり低くしたりしてはいけません。感情や興奮は交えず、淡々とした声色で話すのです。それができれば、あなたは誰に対してもどんなことでも言えます。
0コメント