わたしたちは毎日決断を迫られます。ところが、小さな選択であっても、決断するのは思ったほど簡単ではありません。「間違った」決断をするのではないかという不安や恐れから、優柔不断になってしまいがちです。確かなものや最善の結果を求め、正しくありたいという思いに悩まされたりもします。
たいていの場合、「正しい」決断など無いのです。さまざまな選択肢があるだけです。
そして、わたしたちを一定の方向に進めてくれるかぎり、選択の多くは完璧な決断となりうるのです。
「正しい」決断についてあれこれ悩みすぎると、多くの時間を無駄にしたり、不安やストレスを抱えたり、場合によっては幸せや喜びを感じられなくなってしまうこともあるのです。
正しいか間違っているかという基準だけで決断しようとすると、予想がのことを経験する機会が限られてしまいます。決断を下さずに保留にしておくのが一番だと考えるかもしれませんが、それでは前に進めません。
後悔している人を見るかぎり、行動を起こさなかったために後悔していることの方が多いのです。間違った決断のように見えても、何の決断をしないよりはよい結果が生まれることもあります。
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